1大学生としての雑記

ふと思ったこと、考えたこと

丸山議員の北方領土と戦争と発言について

大阪府丸山衆議院議員が、ビザなしで国後島に訪問し、そこで4島を取り返すためには戦争しかないという趣旨の発言を行った。議員として、お酒に酔い、この発言をしたことは軽率としか言いようがないが、その内容としてはどうだろうか。私は安倍内閣総理大臣の現在の対応のまま、4島返還で和解できるか、非常に疑わしい。またプーチン氏が軽々4島を手放す(手放すという言い方に語弊があるかもしれない)ことも考えられない。なので4島返還を現実的にするには、戦争するしか術がない、という意見も一理あるだろうし、そういう発言をする人もいる。しかしそこには直接自らが、そして自分の愛する人が戦地に赴くという考えはないだろう。もしロシアと戦争をするなら単独では勝ち目がないので、アメリカとロシア中国を主軸とする第三次世界大戦の時になるだろうから、それは避けられない。つまり現状八方塞がりのように、私には思われる。チャンスは、プーチン氏が政治から引き下がるときしか無いと思う。それまで時間稼ぎをし、そこで4島を返還させるにしても、諦めるにしても決めるしかない。いつまでも保留にし、未来の子供達にまでシコリを残すべきでもない。

結局今回の件で何が言いたかったかというと、戦争しようという意見を持つのは勝手だけど、その戦争に、自分が行ったり、愛する人が行かなければならないということを考えた上で発言しよう、ということである。飛び降り自殺の撮影の是非でも述べたことだが、自分が相手の立場になりうる、ということを見逃している人が多いように思われる。(もしくは功利主義的にのみ考えている人。)多数の利益のために、少数が蔑ろにされてはならない。

 

文責 雑記03

 

編集1.安部内閣安倍内閣